2009/07/08

昔、NHKで放映していた「映像の世紀」という番組が好きでビデオに録画して何度も見ていました。
その時に初めて見たマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの最後の演説。
それまで(今も)キング牧師についての知識と言えば非暴力主義の黒人解放運動をしていた活動家というくらいしかないのですが、この演説を見たときに何かすごく衝撃を受けました。
キング牧師と言えば「I HAVE A DREAM」から始まる演説がとても有名ですが、僕はこちらのLAST SPEECHが心に響きました。
それは、この演説の少し後に暗殺されるという事実をこのスピーチの内容と重ねあわせて見たというのもあると思うのですが
何か声であったり言葉の韻であったり、そういうのに惹かれてます。



…前途に困難な日々が待っています。
でも、もうどうでもよいのです。
私は山の頂上に登ってきたのだから。
皆さんと同じように、私も長生きがしたい。
長生きをするのも悪くないが、今の私にはどうでもいいのです。
神の意志を実現したいだけです。
神は私が山に登るのを許され、
私は頂上から約束の地を見たのです。
私は皆さんと一緒に行けないかもしれないが、
ひとつの民として私たちはきっと約束の地に到達するでしょう。
今夜、私は幸せです。心配も恐れも何もない。
神の再臨の栄光をこの目でみたのですから。

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